一次創作中心 / 小説・イラストサイト
とある「組織」に拾われ、殺し屋として生活する少年「猟犬」と「天使」。
無二の相棒である彼らは、身を寄せ合って空想の夢を語り合いながら、今日も命を奪い続ける。
そんな彼らは、外の世界で自分の人生を大きく変える人物に出会ってしまう。
空想ではない夢を求めたとき、不変の日常は終わりを告げる。
どこにも行けない彼らの行き着く先は、天国か地獄か、あるいは。
日渡燦と佐伯千歳は幼馴染。
ひとつ屋根の下で気ままに暮らしているが、その関係は危うげな絆で結ばれていて――
開いたままの傷口を抱え、親愛と情愛の板挟みになりながら、正しく互いを愛し直すことができるだろうか?